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2017年8月 6日 (日)

「エリック・カール展」(S)

「エリック・カール展」

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お子さんのいるご家庭はもう行ったという方も多いかもしれませんが、私も先日「エリック・カール展」に行ってきました。こんなに大人も子どもも大勢いる展覧会ははじめてでちょっとびっくりしてしまいました。中に入るまでに少し並びました。子どもたちは楽しみながらも真剣に目を輝かせて作品を見つめ、大人たちは懐かしいねとむかし読んだ絵本の原画から自分たちの幼い頃に思いを馳せていました。家族で来たお父さん・お母さんは小さい子どもを抱っこして作品の題名や物語を語りかけながら笑顔で鑑賞していました。作品だけでなく見に訪れた人たちも含めて、とても心温まる展覧会でした。
 
日本でエリック・カールの作品といえばまず出てくるのは『はらぺこ あおむし』ですよね。いまでもこの絵本は家にあります。世界中のみんなに愛されているこの絵本の製作に、日本の出版社の協力があったとみなさんは知っていましたか?穴があいていたり、幅の違うページのある子どもたちの大好きな面白い絵本は当時のアメリカでは採算がとれないと言われ日本で製作されることになったそうです。会場にはそうして作製された英語版のサイン入り初版本が展示されていています。思い描いた絵本を妥協しないでかたちにしたからこそ、長く愛される絵本が生まれたのだとあらためて思いました。
 
その他にもたくさんの素敵な作品やお話がいっぱい!子どもが数字や月日・曜日などを感じられるような作品やグリム童話・アンデルセン童話・イソップ物語を題材にした作品、影響を受けた画家たちに捧げた作品など盛りだくさんです。いままで注目してこなかったエンドペイパーの話や、私たちは見ることのない絵本の試作品であるダミーブックの展示は興味深かったです。みなさんも会場でぜひご覧になってみてください。
 
グッズも充実していました。会場限定のオリジナルグッズもあり、ここでしか手に入りません。アクリル制のジオラマやTシャツがかわいかったです。英語版・日本語版の絵本も販売しており、私も持っていなかった絵本を2冊ほど購入しました。
同階にある特設会場では「エリック・カール・フェア」が開催されており、こちらにも素敵なグッズがたくさん置いてあります。見たら欲しくなるアイテムがいっぱいですよ。

「エレベーター前の記念撮影スポット」Th_img_1605

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天井にも作品が!Th_fullsizerender7

特設会場「エリック・カール・フェア」Th_fullsizerender8

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かわいいグッズがいっぱい!Th_fullsizerender3

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「中央エスカレーター横の記念撮影スポット」Th_fullsizerender1

「エリック・カール展」
日時:開催中〜8/27(日) 10時〜20時(入館は19時半まで)
料金:一般800円 高・大学生600円 小・中学生400円
詳細:こちら
「エリック・カール・フェア」
日程:開催中〜8/29(火)
[IVENT]はらぺこあおむしがやってくるよ!!
日時:8/11(金・祝) 13時・15時(各回30分)
会場:JR京都伊勢丹 7階 特設会場

2017年7月28日 (金)

「ハピィ 3周年ー若手イラストレーター新作展ー」(S)

「ハピィ 3周年ー若手イラストレーター新作展ー」

 
ランチの時間帯におじゃました会場はおしゃれなカフェでした。5人のイラストレーターさんの綺麗で素敵な絵画が展示されていました。
格好よくて美しい人物の描かれたイラストに囲まれながらテーブル席でパスタをいただきました。お昼はランチカレーがワンコイン、+100円でコーヒーのセットがいただけるので、辛いのがお好きな方にはおすすめです。
そして夜は雰囲気のあるバーになるのではないでしょうか。カウンター席に座って絵画を眺めるとまた違った表情が楽しめるかもしれません。
画像は光が反射して絵が鮮明に写っていませんが、色使いも繊細で麗しい作品が店内を飾っています。絵画は販売もされているので、心惹かれる作品があれば会期後購入の契約ができるのだと思います。関連グッズとしてはイラストの描かれたポストカードと色紙が販売されていました。
みなさんもランチやお酒を楽しみながらイラストの原画展を見にきてはいかがでしょう。

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日程:開催中〜7/30(日)
時間:cafe time 11時〜15時 ※お得なランチカレーは12時〜14時限定です。
    bar   time 19時〜23時
会場:gallery cafe & bar ハピィ 地下鉄烏丸線「北大路駅」1番出口より徒歩8分

『レシピえほん メルシーにゃん ガトーショコラ』展(S)

『レシピえほん メルシーにゃん ガトーショコラ』展

先日、新作レシピえほんの作品展に行ってきました。開催終了してしまっているのですが、来月も新作のレシピえほんの展示があるということなのでブログに画像をアップしたいと思います。
 
絵本作家である村上浩子さんは多才な方で、お菓子づくりの腕も素晴らしいです。10年前にはケーキ教室を開いていたそうです。そんな村上さんのガトーショコラケーキのオリジナルレシピが掲載された新作絵本が『メルシーにゃん ガトーショコラ』です。
『メルシーにゃん』以外の絵本の原画も展示されており、10作品以上の絵本が展示販売されていました。村上さんの絵本は1冊1冊がすべて手作りで、丁寧な表装がなされ、あたたかみがあります。子どもたちに手に取ってほしいと思う絵本です。
絵本以外にもグッズも販売していました。店先に飾られたぬいぐるみやミトン、店内のバックやストールは業者委託ではなく、なんと村上さんの自作!! 絵本もグッズもまさに一点ものです。ぬいぐるみは手触りもよくて、私が行った時点でのこり2点でした。次回の展示会でも販売されると思うので、お子さんのいる方はぜひ一緒に見に行ってみてください。
会場はカフェが併設されており、こうした展示会が開催されるときだけお店を開いています。今回はガトーショコラのレシピえほんの作品展ということで、“ メルシーにゃんガトーショコラ”が限定メニューとしてカフェで提供されていました。私も京都らしい“ひやしあめ”と“メルシーにゃんガトーショコラ”を注文しました。村上さんが朝一番に作ったガトーショコラは、今まで食べたことのない出来たてのふわふわ食感でとてもおいしかったです。
来月の新作絵本は『メルシーにゃん チーズケーキ』で、また限定メニューにもなるそうですので、京都にお越しの方は休憩に寄ってみてはいかがでしょう。

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“ひやしあめ” と『メルシーにゃんガトーショコラ』

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次回作品展などの情報は村上浩子さんのホームページへ

2017年7月22日 (土)

「祇園祭 扇子・うちわ展」「祇園祭 京みやげ」(S)

「祇園祭 扇子・うちわ展」「祇園祭 京みやげ」

 
祇園祭の後祭山鉾巡行があと2日後にまで迫ってきました!
今日は巡行当日までの展示をおしらせします。後祭にお越しの方はお土産もおいてあるのでちょっと立ち寄ってみるのもいいのではないでしょうか。
 
会場である“ちいさいおうち”の1階では「祇園祭 京みやげ」では祇園祭限定品などがたくさん並んでいます。祇園祭を楽しんだあとは店内でちょっとゆっくり、おみやげを選んではいかがでしょう。
2階では「祇園祭 扇子・うちわ展」が開催されています。京都の町家らしい少し狭く急な階段を上がると、板張りの空間と一段高くなっている5帖の和室。その全体に祇園祭を描いたものはもちろん、花や猫、その他の動物たちの描かれた可愛い作品から、妖怪をモチーフにした迫力ある作品まで数多くの扇子やうちわが飾られています。販売もしているので、祇園祭に来た思い出に気に入ったものがあれば購入することもできます。お値段も意外とリーズナブルなので自分へのおみやげにもぴったりです。もう残りは少ないかもしれませんが、原画を販売している作品もあるので探してみてください。

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日時:開催中〜7/24(月) 11時〜19時 最終日は16時まで
会場:ちいさいおうち 阪急京都線「四条烏丸駅」25番出口 西30m
詳細:こちら

2017年7月16日 (日)

野間 五月 個展「ノの壷」(S)

野間 五月 個展「ノの壷」

 
毎年、この時期に開いていらっしゃる野間さんの個展に行ってきました。
前回は空をメインとした絵画が多く、全体的に淡い色合いの作品が多かったと記憶していたのですが、今回の個展でははっきりとした鮮やかな色合いの生き物の作品が多く展示されていました。ちょっと昭和な雰囲気を思わせる家族の暖かみを感じる作品もありました。どれも『夏』を感じさせるエネルギーある作品たちで、私も暑さなんかに負けていられないという気持ちにさせられ、元気をもらいました。
そうした絵画たちの中で私が一番目を引かれたのは、ウェディングケーキの絵画です。細かな作成風景に見入ってしまいました。夜を徹して作られる大きなケーキを見ていると、祇園祭の山鉾の組み立て風景と重なります。一見関係なさそうですが、夏の京都で見ているとどこかつながるものを感じてしまいます。不思議ですね。
絵画の中にはたくさんの小さな生き物たちが描かれています。まるで隠れているかのようで、見つけると宝探しのように嬉しくなります。写真ではわからないのでぜひ実物をご覧ください。
 

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昼寝中の『おとうさん』

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お魚を焼いている『おかあさん』

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日時:開催中〜7/17(月・祝) 11時〜18時半 最終日は18時まで
詳細:こちら
 
祇園祭にお越しの方は立ち寄ってみてはいかがでしょう。

2017年7月 9日 (日)

震災で消えた小さな命展(S)

震災で消えた小さな命展 複製画展

震災で亡くなったのは人間だけではありません。家族の一員であったペットや家畜、そこに生きていた動物たちもたくさん犠牲になりました。
 
絵本作家の方やイラストレーターさん、画家といった方々が飼い主さんからの依頼でペットたちを描いた展示会です。依頼のお手紙なども展示されていて、読んでいると胸が締め付けられるようでした。
地震の際に亡くなってしまった子、津波で流されてしまった子、避難した場所で建物の中に入れさせてもらえずその後の津波で犠牲になった子、お薬が必要なのに手に入らなくて助からなかった子、ストレスからものが食べられなくなり、やせ細って衰弱していった子。この絵の中の半分くらいは助けられた命だったかもしれないと思うととても苦しくなります。多くの人が犠牲になった震災の中で、動物たちの死は光を当てられることが少なかったと思います。人が亡くなっているのにペットのはなしなんて…という空気もあったのではないでしょうか。でもその動物たちと過ごしてきた人にとっては家族です。写真も残っていないという人にはこの絵は家族との唯一の品です。後悔を抱えている人には救いの1枚です。ようやく供養ができたという人もいます。
命と愛情を感じた展示会でした。
 
ポストカードやクリアファイル、絵本の販売もあります。

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ペットの避難のあり方を見直していかなくてはなりません。私の家でも犬を飼っているので切実にそう思いました。
 
日時:7/9(日)18時まで!
 
震災で消えた小さな命展 Part4が全国を巡回します。
京都では2会場で展示が行われます。
詳細:こちら

2017年6月30日 (金)

6月30日(金)〜7月2日(土)『第68回 京都大アンティークフェア』(R)

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世界各国から集まった330店舗の古美術・アンティークディーラー達による西日本最大の即売会です。
アンティーク小物から陶器、仏像、刀剣、着物、装飾品、家具、絨毯など、多種多様な品々が大会場に所狭しと展示されています。
一期一会の掘り出し物が見つかるかもしれません。是非会場に足を運んで見てください。

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1階、大展示場・第1展示場だけでなく、2階の第2展示場でも出店が行われています。お見逃しのないようご注意下さい。
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日程:6月30日(金)〜7月2日(土) 時間:10時〜17時(最終日は16時まで)
会場:京都パルスプラザ(京都府総合見本市会場) 大展示会場
料金:入場無料 連絡:TEL(075)611-0011
   ※会期中番号(075)621-6873
主催:京都アンティークフェア実行委員会(代表:吾目堂)
   TEL(077)522-2307
後援:京都市・(公社)京都市観光協会
HP:こちら

2017年6月27日 (火)

「村上浩子のえほん作家養成教室 京都2期 修了生のえほん展」(S)

「村上浩子のえほん作家養成教室 京都2期 修了生のえほん展」

 
世界にたったひとつの手づくりえほんの展示を見てきました。
絵本づくり指導暦22年の絵本作家・村上浩子さんの養成教室で半年間12回のカリキュラムを修めた生徒さん5人の作品です。えほんをつくってみたかった人、もともと絵は描いていた人、絵を描くのは自信がないから動植物の造形品を万華鏡を使って写真に撮って作品を仕上げた人など、集まった理由や作品の作り方は様々。個性ある作品が並んでいました。物語や絵といった中身はもちろん、外側の表装もそれぞれ自分でつくりあげた、まさしく世界にたったひとつのえほんです。
手に取って読んでみると、なんだかあったかい気持ちになります。原画なども展示されているので、じっくり鑑賞しに行ってみてください。
村上浩子さんの作品も展示されています。『かるがも さんぽ』という絵と写真の両方を組み合わせたえほんで、親かるがもについて歩く子かるがもがとっても可愛い作品です。原画も飾られていて、見ていると和みます。こちらのえほんは非売品ですが、出版されている絵本、キャラクターグッズなどはお店で販売されています。
会場が本屋さんなので本の好きな方はこちらも必見です。こだわりのある選書が棚に並んでいます。

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日時:開催中〜7/2(日) 12時〜20時 最終日は17時半まで
会場:古書・ミニプレイス&ギャラリー レティシア書房 地下鉄「烏丸御池」駅 徒歩10分
詳細:こちら
 
村上浩子さんの絵本作家養成教室では3期生を募集しています。
絵本の基礎から製本まで学びたい人、絵本を作ってみたい人、絵本作家希望の人、絵本が好きという方、興味のある方は一度カリキュラムを見てみてください。
7月8日(土)より受講開始なのでお考えの方はお急ぎください。
募集詳細:こちら

2017年6月25日 (日)

‪「世界一小ちゃい⁉︎ ミニ絵画・京都展」(S)‬

‪「世界一小ちゃい⁉︎ ミニ絵画・京都展」

 
たくさんの作家さんの作品が壁一面に展示されています。
大きくてスペースをとる作品やお値段のするものはちょっと…という方にはぴったりの絵画展です。小さくても洗練された作品がリーズナブルなお値段で展示販売されています!
今まで絵画を購入したくてもなかなかできなかった人、必見です‼︎ 私も可愛い作品を入手しました。
みなさんもふらりと立ち寄ってみてはいかがでしょう。

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6/25(日)17時まで!
会場:ちいさいおうち 四条烏丸駅すぐ
詳細:こちら

2017年6月16日 (金)

「グラハム・クラーク作品展」(S)

「グラハム・クラーク作品展」

 
「〜心温まる愛とユーモアの世界〜グラハム・クラーク作品展」に行ってきました。
グラハムさんご本人は足を悪くされているのと76歳というご高齢のため日本にはいらしていませんが、会場にはグラハムさんと親交があり、日本での作品集出版の際に翻訳をされていた方が在廊していました。ひとつひとつの作品についてやグラハムさんの人となりなどを聞けて、作品についての理解も深まり、何倍も楽しんで見ることがました。
 
お聞きした中でこれは重要だと思ったのは、名前についての話です。日本ではグラハムと読まれることがほとんどですが、実際の発音はグレハム(グレアム)に近く、本人もグラハムと発音されることを嫌っているそうです。なのでここからはグレハムさんと書かせていただこうとおもいます。
 
グレハムさんはイギリスの方で、銅版画で描いた作品に水彩で色をのせるという手法で作品を生み出しています。会場には、作品の制作行程をグレハムさん本人実演の日本人向けにつくられた映像が流れていますので、銅版画になじみがない人はこちらをご覧ください。グレハムさんの優しさやユーモアが感じられ、普段は見ることのできない素敵なアトリエでの作業の様子なども見られる楽しい映像になっています。制作行程を描いた作品も展示されているので、こちらも一緒に見るとさらにわかりやすいかもしれません。たくさんの行程をかけて生み出されるていねいかつ繊細な作品。ほかにも水彩画を描かれたり、教会のステンドグラスなども手がけてられています。今回の展示は銅版画だけですが、ステンドグラスの作品はその後に銅版画で再現したものが今回展示されています。
 
作品の舞台の多くは、イギリスやフランス、イタリアに実在する風景です。その作品はまるで舞台の一場面を切り取ったかのように描かれています。実はグレハムさんは 俳優でもあり、一昨年には劇の講演で各地を回られたそうです。本当に多才な方です。そんなグレハムさんの作品にはひとつひとつストーリーがあるようです。登場している人物や建物はすべて実在の人物です。そこに愛とユーモアが加わってちょっと面白くてふしぎな心暖まる作品になっています。
 
例えば、「フィッシャーマンズ  バレエ」という絵。ぱっと見れば魚を持ってちょっとうかれている男としか見えませんが、お話を聞いたところ、この作品に絵描かれている人物はバレエをやっていたことのある現役の漁師さんだそうです。漁師にバレエを踊らせる。この発想がつぼにはまってしまい、しばらく笑が止まりませんでした。
 
「舟歌」陸の上にある船の絵。ここには老船乗りが動物たちと住んでいて、魚屋さんにもなっている。船員で構成された楽隊が練習場所にすることもしばしば。
 
「パーフェクト  ハーモニー」という作品にはオーケストラの楽団に混じって、グレハムさんと娘さんが登場しています。二人で一つのアコーディオンを演奏していて、見ていると自然と笑みがこぼれます。この楽団の人たちはみんな友人なので、描かれている人は一人一人個性のある人物ばかりです。その他大勢という登場人物がグレハムさんの作品には登場しません。それぞれが実在する真実の絵です。
 
「ティーパーティー」これは幼稚園でしたでしょうか。登場するすべてのおもちゃたちも本当にいつも使って遊んでいるもの。お孫さんは2羽のうさぎのおもちゃを後ろに乗せて、黄色い車を走らせています。
 
「光あれ」は教会のステンドグラスとして天地創造をテーマに描かれたものです。使われている文字の書体は大好きなシェイクスピアが使っていたもの。銅版画で書く場合はすべて鏡文字で削らねばならないのでとても大変な作業です。
 
干支をモチーフにした作品もあり、日本人のイメージとは違った動物たちの描かれ方にも注目です。
 
ここでは紹介しきれませんが会場には他にも作品がありますのでぜひ足をお運びください。また、会場には現在絶版になってしまった『グラハム・クラーク作品集』の書籍も置かれていて、自由に見ることができます。今回の展示にはない作品も数多く入っているので、時間のある方はこちらもご覧になってみてください。
 
会場は撮影禁止のため画像はありませんが、下記ホームページに今後の展覧会の情報や作品が紹介されています。できれば次回の展覧会にも行ってみたいと思います。みなさんも一度お確かめください。
 
私はイギリスには行ったことがないのですが、グレハムさんの作品を見ていると、どこか懐かしさを感じます。みなさんも面白くて暖かい、ふしぎで愉快な展覧会に行ったみてはいかがでしょう。
 
 
日時:開催中〜6/18(日)まで 11時〜19時 最終日は17時まで
会場:ポルタギャラリー華 京都駅地下街
詳細:こちら
 
グラハム・クラーク公式ホームページ

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